寝る場所が・・・

ｚｚｚ・・・　ＺＺＺ・・・　


本日も　私の椅子で　“豪快”　に寝ています。



又　椅子から　どかされたにゃん　
まぁ～　いいにゃんココで・・・　ちょっと硬いけど・・・


すいませんが　コピーを・・・

コピーの上からも　どかされて　次なる場所を求め



えっ　ココもダメにゃん？　ココ以外と落ち着くんですけど・・・　


書類をしまおうとして、書棚を開けたとたんに　入られました　



いいです。この細く狭い所で・・・　腕落ちちゃいますけど・・・


今日から　窓際族　になりました



あ～ぁ　神様　どうか哀れな私に　安眠できる場所を与えて下さい・・・

もう怒ってない？

まだ痛いにゃぁ～　


傷口が　痛い痛しそうな・・・



私　安静にしときます。
だから、椅子　貸しといて下さい。。。


そうね、でも　前の方でいいから、ちょっと座らせてくれる？



じゃあ　いいです。私カウンターの上で・・・　
痛いけど、私さえ我慢すれば　すむ事ですから・・・　


もう　何日も経ってますけど、まだ怒ってる？　



いえ、もう怒ってません。
私　家出しちゃおっかにゃぁ～　


やっ　やっぱり　怒ってるじゃん！


お願い　出て行かないでーーーーー！

機嫌　早く　なおしてぇーーーーーー！

福澤さんが　すねちゃった？

福澤さんは、夜　会社で一人お留守番をしていました。

（福澤）　私　夜寂しいから、生んじゃった。

って言っていましたが、又夜一人の生活が・・・


みんなが居なくなり何週間が経ち、
そろそろ福澤さんの虚勢手術を・・・


以前、福澤さんを、病院に連れて行った事がありますが、
帰りの車の中で、ずぅ～っと「ニャーニャー｣言っており、
事務所についても、キャリーを開けた事に気付かず　
うずくまって鳴いていたので　ちょっと心配です。

手術の当日　勿論　朝から、ごはん抜き、水もダメなので、
可愛そうだけど、お皿を撤去・・・


（福澤）　腹へったぁ～　
　　　　　私このまま、飢え死にさせられるんだぁ～　

ちょっとぉ、福澤さんオーバーじゃない？


そして、病院へ、半泣き状態で
「ゴメンね　福澤さん　いたって健康なのに・・・」
と言い残し　置き去りにしてきた・・・

６時間後

私が迎えに行ったら　喜んで飛んで来てくれると思い
仕事も上の空で　急いで病院へ駆けつけたら・・・


（福澤）　あんたぁ　私　どんなめに　あったか知っとる？
　　　　　 見てこの姿・・・

ギョッ　怒ってる！

ふっ　福澤さん　こっち向いて　


（福澤さん）　え～っと　どちらさん？　

かわいいねぇ


（福澤さん）　聞こえませんけど・・・


完全に無視されてます。

福澤さんに慰められて・・・

もみじはもういない・・・


一夜明け、もみじの葬儀も終わり　事務所へ戻ってくると





福澤さんが　私の机で待っていた。

いつも、私の左側から、机に上り、右側のこの位置で
仕事の邪魔をしな様に、外を見ています。

その際、私に体を摺り寄せ　いつも
（私）　「あのぉ～　ケツ　なんですけど・・・」
と言うのが口癖になる位　私にお尻を向けて寝そべっている・・・

この日は、私が席に着くなり　福澤さんが、机の真ん中に来て
私が両手を机の上にあげ、ジッとしていると・・


（福澤）「今まで、娘をありがとう。泣かないで・・・」


っと　言っている様に　私の腕と腕の間に割り込み
私の方を向いて　目を閉じ　ジッとしていた。


その姿が　私には　いっそう　悲しく思え・・・


でも、いつまでも、泣いていたら、もみじが可愛そう・・・
もみじが、無事に天国に着くまでは・・・
私達がちゃんと、送り届けてあげなくては・・・

福澤さんだって、きっと辛いはず・・・
泣く事も、言葉にする事も出来ない福澤さん

私達が福澤さんの代わりにもみじに伝えてあげる。

「お母さんも　もみじが大好きだよ。これからもずっと・・・」



そして福澤さん　私達を慰めてくれてありがとう。。。

もみたんが・・・

みんなの里親さんが決まり、幸せになる事を見届けた頃の事です・・・







もみじは本当に　誰よりも　小さく・・・





みんながミルクを飲んでいる時も、一人だけママのそばで・・・





そして　いつも誰かが　もみじを暖めてくれていた・・・





みんなが楽しく集まっている時も　いつも参加して・・・





そんな　もみじを　ママも　人一倍心配していました。
もちろん　私達も・・・





ミルクはいつも　私達の手で・・・
決まって飲んだ後はそのまま手の上で寝てしまい　
“手乗りもみたん”
と言われていました。


生後、３～４日頃から、ミルクを飲まない事に気付き、
生後２週間頃から　毎日　病院に通っていました。

でも、小さ過ぎて手術もできず・・・

とにかく、みんなで願う事しか出来ませんでした・・・



小さな体で　病と闘い　苦しかったと思う。
辛かったと思う・・・

私達は本当にもみたんが大好きでした。
私達の周りにいる、“もみじ”の存在を知っていて下さった方々も
「もみじちゃん元気？」って　いつも声を掛けて下さいました。





もみじ本当に
ありがとう　そして　お疲れ様

病院の先生、もみじを知っている多くの方々
応援して下さった皆さん本当に感謝しています。

もみじは　一生懸命がんばりました。


私達の中の一人が
「もみじがこの世に生まれてきた事には、ちゃんと
意味があるんだよ。」っと言っていた。

私達は　もみじを　忘れない。

もみじが　生まれ変わって
又　私達のそばに来てくれる事を信じて・・・

諭吉くんも・・・

みんなから１週間程遅れて
諭吉くんも里親さんが決まりました。　



（諭吉）　へぇ～　僕どこ行くの？


第一に大切にして下さる人！
これは、どの里親さんに対してもですが、
諭吉に関しては、なるべく近くの方で・・・
と、思っていました。
どうしてだろう？なんかそんな気がしていたのです。



（諭吉）　やったぁー　ママ独り占めだぁ～　


２人が行ってしまってから、諭吉くんは
何をするのも、独占状態



（諭吉）　僕だけの　おもちゃだぞ～　


（諭吉）　ベッドも、広々だぁ～　


実は、諭吉くんに対して　心配事がありました。
私達が、手を掛けすぎ？てしまい、里親さんに
迷惑をかけてしまわないか・・・
もし、里親さんが困ったら、いつでも、飛んで行って
里親さんのお手伝いができれば・・・
と思っていました。

Ｂｕｔ　そんな心配は全く必要なく・・・

諭吉くんの里親さんは本当に、諭吉くんを
カワイイと思って下さり、この方なら安心できる。

と思う方に巡り合える事ができたのです。
私達　かなりの過保護っぷりですね。


（諭吉）　今のうちに良く寝て
　　　　　新しいママに会うまでに体力蓄えて
　　　　　いっぱい甘えるぞ～！
　　　　　

新しいママも優しくてよかったネ　
幸せになってネ。
又どこかで会えるといいね・・・

一人になっちゃった

（諭吉）　みんな　どっか行っちゃった　


私達は、今まで以上に諭吉君に付いて歩いています。
入れ替わり立ち代わり・・・



（諭吉）　うん。おいちぃ～　


ご飯も大分上手に食べられる様になり・・・



（諭吉）　この爪とぎ大きいねぇ～　


こらーーーー！

そこは壁ですけど・・・



（諭吉）　あーーーーーーーぁ　


（諭吉）　眠たい・・・


ＺＺＺ・・・　ｚｚｚ・・・　


遊び疲れて、その場で寝ちゃいました　

カワユイ

とくに君も・・・

（とくに）　おはよ～　


とくに君も里親さんが決まりました。



（とくに）　僕は　ママの足の方にいるヨ　


言われないと　わかりません・・・
やっぱり、“特に”　特徴もなく・・・

と、ずっと思っていましたが・・・



（とくに）　僕　ママ　だ～～～い好き　


里親さんが、「この子　顔がカワイイね」

ってほめて頂きました。

更に、“政党派の美ネコ”

とまで言われました　
そ～ぉりゃぁそーさ　福澤さんの子だものぉ～～　（自慢）　


（とくに）　見ちゃダメ　


とくに君は　活発で、写真がなかなか撮れなかった・・・　


（とくに）　今シャッターチャンスだよ　


ありがとう　とくに
絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対絶対

幸せになれぇーーーーー！

政党派の美ネコにもなってね・・・　

カブキ君が行ってしまう・・・

この姿に一目惚れをして、可愛がって下さる里親さんが
見つかりました。　




この場所がカブキ君のミルクの定位置で、いつも勢い良く飲んでいました。。。



母の愛情をいっぱい受け、生まれる前から、私達にも愛情を受け
本当に幸せだと思う・・・　



カブキ君　いっぱい可愛がってもらって、いっぱい甘えて
いっぱい　いっぱい　幸せになってネ。
そして、福澤さんや私達の事　忘れないでネ！

ガンバレーーーカ・ブ・キ　

わかるのぉ？

（諭吉）　これ　にゃぁにぃ～？


本当に、なんにでも興味を持ちます。。。



（福澤）　お水よ！　飲んでごらん・・・
（諭吉）　飲んでいいのぉ？


（諭吉）　ちゃっちゃっちゃっちゃっ
　　　　　 ぺちゃぺちゃぺちゃぺちゃ　


どう？　おいしい？　



（諭吉）　うぇ　カルキ臭い　


え゛ーーーーー！！！
水道水ってわかるのぉ～？

もしや諭吉って　将来ソムリエ？

すご～い！教えてないのに・・・

いたずら大好きの子供達
今日はどうかな？



（カブキ）　僕はココだよ。
　　　　　　 ちゃんと　お掃除ちてるのぉ？　


大きなお世話ですぅ～
ちょっとぉ　そこから出ておいでってば

出てこないなら必殺・・・



（カブキ）　あっ！　おもちゃだぁ～～


（カブキ）　ん？　この感触にゃんだぁ　初めてだぁ～　


（カブキ）　にゃんか　いい匂いもするぞぉ　


（説明）　またたびの匂い付きです。　



（カブキ）　バリバリバリッ　
　　　　　　 気持ちイイ～　超気持ちイイ　


すご～～～い　
誰も教えてないのに
習性って・・・　

諭吉社長？

（諭吉）　うわぁ　また僕一人だぁ　


寝ぼすけ諭吉君は、お兄ちゃん達が
お外で遊んでいるのも気付かずいつも
最後まで寝ているので・・・



（諭吉）　あのぉ　ちょっと痛いんですけどぉ　


起きるのを待っているみんなの手に襲われるのです。
その結果・・・



（諭吉）　あ～　もしもし　昨日の超うまミルクの件だけど・・・　


（諭吉）　にゃに？　まだ出来てにゃいって　


（諭吉）　君もう明日から来にゃくていいから　


いばってしまった

諭吉社長　私達　がんばりますから

クビにしないでぇ～　

この楽しさは　やめられにゃい！

お外の楽しさを覚えてしまい・・・



（福澤）　コラッ　そっちはダメよ　


３人が、自由行動をしてしまい、福澤さんだけでは
収拾がつかず・・・



私達も、↑の様なイスなので、キャスターで、
踏んでしまわないかと、大変です。

そこで・・・

ハウスの壁を高くして、脱出を防いだのです。
そしたら・・・



（カブキ）　僕達をココから出してくださウィッシュ　


（カブキ）　よ～し　この壁を越えれば・・・　


（カブキ）　あ～ん　もうちょっとだぁ～　


（カブキ）　すっ　すべる～ぅ　誰かぁ～　助けてぇ～
　　　　　　 スタッフ～～～ゥ　


ざ～んねんでしたぁ　本日は出せません　

カブキ兄ちゃんのがんばれ！

おっ　カブキ君がお外へ　飛び出しました。

が・・・



（カブキ）　ママ～　お外怖いよぉ～　
　　　　　　　ママも一緒に来てぇ～　



（福澤）　何言ってんの　一人で行ってごらん。　
（カブキ）　よぉ～し　



（諭吉）　カブキ兄ちゃん、勢いよく　出て行ったけど・・・



（諭吉）　ママなしで　大丈夫かにゃぁ～　
　　　　　 僕は　ココで　見守っておきます。　


で、結局　カブキ兄ちゃんは、この日　お外の楽しさを学びました。
カブキ兄ちゃんを　見守っていた諭吉君はハウス横でストップでした。

空からミルクが・・・？

（諭吉）　カブキ兄ちゃんも、お外へ行っちゃうのぉ～　



（諭吉）　あ～ぁ　僕一人だぁ　寂しいにゃぁ～　
空から　おいちぃ　ミルクでも降ってこにゃいかにゃぁ～　



（諭吉）　おっ　ミルク雲にゃぁ～　



（諭吉）　ん？　今　ポツッ　って来たにゃん　



（諭吉）　な～んちゃって　でしたぁ～　


そりゃぁ　んな訳ないでしょ
おバカな事言ってないで、諭吉君も　お外で遊んだら？

とくに君は、やっぱり “とくに” 早いネ！

（トクニ）　ギョッ！　お家から出ちゃったぁ　



（トクニ）　まぁいいやぁ　せっかくだから・・・



（トクニ）　ちょっと冒険でもしてこぉ～っと　


とくに君は、みんなより、何をするにも、早かった。
歩き出すのも、お座りするのも・・・
そして脱出も・・・

“おいで”の手を振り切って
あ゛ーーーーーーーーどこ行くの？



（トクニ）　あっ　見つかっちゃった　


かくれんぼも・・・

内弁慶？

あぁ～　今日も　いい湯だなぁ～　


って　今日も特製ダンボールハウスの中です。
お家の外に出しても・・・



ん～　ココでいいです。　



一人と思ったら・・・



実は三人でしたぁ～　僕達仲良しぃ～


角度を変えて見てみると・・・



ぐっ　苦し～い　


ダンボールハウスは２部屋続きで、広くはしてあるが、
ワンパクな子供達には、ちょっと狭いと思い、外へ出してやるんですが、
へっぴり腰・・・
狭い篭で落ち着いてしまいますぅ・・・
そのうち、ダンボールハウスが増えて事務所中ダンボール・・・？
イヤイヤ　絶対ダメーーーーー！　

わがままに育っちゃった・・・

パチッ　


もみじが目を覚ましました。　　




そこ、どいてどいて　



ちょっとぉ～　誰かいないのぉ～　



スタッフゥ～～　　スタッフゥ～～


実は、もみじは、生まれつき“あご”に障害があり
自力でママのミルクが飲めず、私達に手をかけられて育ちました。
そしたら・・・



あたしもみたん。あんた誰ぇ～　


お腹が膨れ、我にかえると、
決まって問われます。　



さぁ　寝よ寝よ。　あんたたち、どいて・・・


私達ってぇ～～～　

まだまだミルクが一番！

（カブキ）　　　ねぇねぇ聞いた？
　　　　　　　　　離乳食が始まるんだってぇ～　
（諭吉、とくに）　離乳食ってにゃに　



（カブキ）　あのねぇ　実はこの前・・・　



ん？　それにゃに？　ご飯？



（カブキ）　うぇ　美味しくにゃい　
（福澤）　フンッ　勝ったワ　


っと言うわけで、当分は・・・



やっぱりママのミルクが一番だぁ～～～　

もみじの面倒は・・・

（カブキ）　妹もみじは　まだ小さいから　僕が面倒を見ます。<キッパリ>



（カブキ）　よしよし・・・　　いい子だにゃぁ～　



（カブキ）　にいちゃんが歌を歌ってあげるネ　
♪　ね～むれ　　ね～むれ　　ねんね～　ねんね～　



（カブキ）　ヨーシ　寝ちゃったみたいだにゃぁ　



（カブキ）　んじゃ　僕も。　自分の歌で眠くなってきちゃった・・・　



（諭吉、とくに）　もみじぃ　どうだった　

（もみじ）　あのねぇ　おにいちゃんねぇ　
　　　　　　音痴で、ちっとも眠れにゃかったぁ　


あらら・・・　カブキ君せっかく面倒みてくれてたのにねぇ　

カブキ君の決意は・・・

（カブキ）　みなさん　おはようございますぅ～　



（カブキ）　ハッ　　そう言えば昨日決めたんだった　



（カブキ）　僕　　今日から　ダイエットに励みます。　



（カブキ）　ワン・ツー　　ワン・ツー　　セッセ　セッセ　　


頑張ってるわねぇ～　
ん～　




（カブキ）　ＺＺＺ・・・　　ｚｚｚ・・・　


アレッ　カブキ君　ちょっとぉ
お～～～～～い

あ～ぁ　寝ちゃったよ。　
この先　はたして　続くのでしょうか　

お家が狭い？

（カブキ）　なんだよぉ　せっかく寝てたのにぃ～　



（諭吉）　そ～言えば　お家の外って・・・



（福澤さん）　ん？

（諭吉）　よいしょっと　
　　　　　　　　　うわぁーーーー



（カブキ）　にゃんだにゃんだ　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　うわぁーーー
　　　　　　高いヨ～～～　



（とくに）　どれどれ　
にゃんだぁ　１０㎝位じゃんかぁ　　怖がりだにゃぁ～　



（カブキ）　僕には、１ｍ位に感じた・・・　　
　　　　　　我ながら驚き過ぎとは思うけど、
　　　　　　今日はここまでにしておこぉーっと　

いつまで、お家の中にいる気なのかな？

みんなに同意を求めてみる？

（とくに）　ギョーーーーーーーーっ　



（とくに）　ねぇ、みんなぁ～　　カブキ君　頭デカイよねぇ
そぉ思わにゃい　



（とくに）　し、しまった・・・　　ついつい　いつも思っている事を
口にしてしまって・・・　



（カブキ）言ったなぁ　　僕が一番気にしている事をーーーーー　
（とくに）　ごめんにゃさい　



（カブキ）　諭吉君　君もそう思っているのかにゃ　　
（諭吉）　　僕は・・・　


やっぱり、みんな思っていたのネェ～